役者6人+制作1人で7の椅子。劇団員による稽古場レポートと日々の戯れ事。
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「夏のベイダー卿」



 僕の部屋にはエアコンが無い。

 扇風機はある。

 ま、ウチのエアーのコントロールを担当してもらっている。

 実家の自分の部屋も冷たい風の出るエアコンは無い。

 つまり、エアコンのある部屋に住んだことがない。

 夏は暑い。暑いけども眠れるし耐えられないことはない。

 と思っていたが、今年の夏の初め熱帯夜で寝付けない日があった。

 危機感を感じる…。

 明らかに昔の夏と違う!温暖化のあおりついに我が家に…!!

 眠い目で電車へ。

 電車はオアシス。

 お気に入りの弱冷房車に乗る。

 いけないっ。
 こんなエアコンのきいた状況を覚えてしまったら暑いウチに帰れない体に…いやいやっ。

 電車は停車しどっと人が行き交う。

 いやいっ、あ、同じ立ちの乗車客に当たってしまった。

 「ごめんなさい!」

 反射的に謝った。

 ダースベイダーに。

 え?

 全身黒。
 サンバイザーは黒光りし顔は全く見えない。
 首から鎖骨の辺りまでも黒。
 手も足も。

 謝った僕にベイダー卿は僕の方を見、頭を下げて上げた。

 ほっとした。

 あんでもねーよってメッセージだと捉えた。


 つかの間、表情が全く分からないので、もしかしたら何ぶつかってんねんっ!と、僕を下から上まで見回したのかもしれない…。

 「コーパー…コーパー…」

 息使いしか聞こえない。

 僕より背の低いベイダー卿と僕は大人しく電車を降りた。

 心理は分からなかったがフォースでやられることもなかったので怒ってなかったんだな。

 僕も来年辺りには暑さに負けてダークサイドファッションで日々過ごしているかもしれない。

んー、明日は我が身。

 「コーパー…」


 息使いが聞こえる…。



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