役者6人+制作1人で7の椅子。劇団員による稽古場レポートと日々の戯れ事。
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脱水症状な小屋入り
※小屋入りとは…公演準備のために初めて劇場に入ること。


昨日の出来事です。


きっとこれから夏が来るたびに思い出しそうな出来事。


そのおじいちゃんは私の家に向かう一本道を私より20M程先に歩いていました。


時刻は朝8時半。


左手に書類らしきものが入った薄地の茶封筒を持ち、一歩一歩必死な面持ちで歩いていました。


『あ、足の悪い方なんだな。大変だな。』


と、一本道に入る手前の交差点で一緒に並んだ時点では思いました。


その後も、前かがみで汗をかき呼吸も細かいながらも、グングン先を歩いていきます。


次第に前かがみの角度が鋭くなっていき
やがて50Mも離された頃、おじいさんは歩きながら地面に横から倒れました。


『え…』


すぐそばに居たおじさんが直ぐさま駆け寄り大丈夫ですかと言います。

私は一瞬ア然としたあと、すぐに財布から小銭を取り目の前の自販機へ。


お水にすべきかスポーツドリンクにすべきか、取りあえず水!とボタンを押し、水を取り出し猛ダッシュ。


交差点付近からの様子が走馬灯のように駆け巡り、倒れた瞬間『脱水症状だ』と本能が察知したのです。


『お水です!飲めますか!』
痙攣している体でわずかに頷く。
『もう少し飲めますか。』
と繰り返し、500mlを半分程飲んだ時、やっとわすかにおじいさんの口が動き
『体を起こして欲しい』と一言。


幸い、そこは大学病院が目と鼻の先。
最初に駆け付けたおじさんが近所の家の人に救急車を頼み、待つこと5分。


その5分の長かったこと…。


一人また一人と立ち止まる人達が次第に増え、皆が祈るようにサイレンを待ってた時。


『有り難うございました!もう大丈夫ですよ!』
と頼もしい白衣の方々が救急車から下車し素早くタンカに乗せる。

その時点で私は目の前の自宅に駆け戻り、寝苦しい夜のために凍らせておいた氷のペットボトルを掴み取り再び戻り、おじいさんの首や頭に当てていた。


やっていいものか迷ったが、頭からペットボトルの水もかけた。


マラソン選手が倒れた時にやってもらってる光景が浮かんだのです。


『起きたい』と一言発した以来、何も話させなかったおじいさんはタンカに乗って救急車に乗せられ病院に向かいました。


救急隊の人が『応急処置をしていただいた方に差し上げてます』
と一枚のカードをくれました。


書いてあった言葉は『勇気ある行動に感謝』

それから中野に向かい、小屋入り。


『いいことしたかも』

稽古不足の不安を掻き消す、頑張る力を貰えた出来事。


そう、明日からいよいよ7の椅子、本番です!(結局これが言いたい(笑))


まだ御席ご用意出来ますので、是非に!!!
遊びに来て下さい!


お待ちしておりますo(^-^)o
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