役者6人+制作1人で7の椅子。劇団員による稽古場レポートと日々の戯れ事。
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忘れ物と忘れないもの。
f3ea12fb.jpg 冬の川。
 冬と言っても暖冬。
 と言っても水の中。
 魚はスゴいな、元気に泳いでる。
 あー、ワカサギ釣りって厚く氷のはった湖に穴を空けて釣るんだよね。テレビで見たことあるや。0℃近い水の中でもスイスイやってやがるってことでしょ?平気なんだね、スゴイスゴイ。
 ん?
 魚は恒温動物?変温動物?アレ?習ったよな…。
 あーこうやって忘れてゆくのね…色々と。
 爬虫類は体温を自分で作れない。
 それは覚えてる、イグアナを飼っていたからね。
 高校生の時にグリーンイグアナに「イナバ」さんと名前をつけて飼っていた。 そういえば金魚にフナ、緑亀も飼っていた(あぁ前回ブログに書いたか)。
 イナバさんは完全に変温動物だった。
 普段は電気マットを敷いた暖かい水槽に木や水飲み場が自然っぽく置かれた中に閉じ込めて飼っていた。
 南の国の生き物だからね。
 グリーンイグアナは自然界では1メートル半くらいに成長する。しかし狭い水槽の中では成長を止める。水槽を大きくするときっとその差だけ成長する。
 かなり大きめな水槽で飼っていたからかイナバさんは90センチくらいだった。とは言え3分の2は尻尾だけど。
 しかし、生活可能なギリまで成長するイナバさんが可愛そうになって僕が部屋にいるときだけは水槽の蓋を空けてあげた。
 すると警戒しながら出てきてウロウロする。そして時々壁にピシャっと糞をかける。小便も大便も一緒なのね。
 猫や犬ではないのでまるでトイレを覚えない。これだけは厄介だったな。
 イナバさんには歯がない。その代わりに強烈な爪がある。
 コレを使ってガンガン木に登ってるつもりなのだろう、パイプハンガーの上が気に入ってるようだった。最終的にはだいたいそこで寝ている。
 そしてその寝ている時が捕まえやすい。まあ、捕まえるとすぐに起きてこの世の終わりのように暴れる。鋭い爪で何度も怪我をしたな。軍手2枚目重ねてしてもね。
 そうやって僕が寝るときや出かける時は水槽に入れる。
 そうしないと変なもの口に入れたりしちゃうからね。
 一度僕が昼寝をしてるときに(僕の上を平気で乗っかって向こうに行ったりする)「カランッ」という音に起きた時があった。
目を向けると僕のアルミの灰皿がひっくり返っており、離れていくイナバさんの後ろ姿があった。
「しまった!!」とすぐに思った。食べたんだ、タバコを!
イナバさんは部屋の角まで行くとひっくり返って動かなくなった。持ち上げても反撃しない。
僕は必死に口を開かしてのぞいたり腹を押したりした。
学校で見せられたニコチンを一滴垂らされた糸ミミズ達がたちまち死んでいく映像が頭をよぎる。
あぁごめん、俺のミスだ!どうすることも出来ずにバイトの時間になり、水槽にもどし謝りながらバイトに行った。
 ドキドキし家に帰るとイナバさんはケロッとしていた。
 良かったー…!
 本当に泣きました。それ以来気をつけましたよ。
 ペットはいい!例え爬虫類でも。可愛いんですよ、飽きずに見てられる。動かない時は、化石か!ってくらい動かないけどね。
 でも見てるんです。
 水槽に指をつけてスーッとやるとそれを目で追っかけるんです。
 コイツ知らん顔してちゃんと見てるーって可愛いなって思うんです。ん?私の感覚って微妙?
 じゃあコレは?
グリーンイグアナは主に野菜や果物を食べるんです、あとは小さな昆虫も。
 僕の実家は喫茶店を営んでいる。
僕はコソッとその冷蔵庫からキャベツやキュウリ、たまにはイチゴやキュウイをバレない程度に盗んで与えていた。
 歯がない口をクパッっと目一杯開けて食べるのが可愛いい!口で食らいついて後は手で(爪で)あっち行けってやって引きちぎる。
表情なんかないからね。声も出しません!その絶妙な無愛想さがたまらなかったな。
 どう、ダメ?
 可愛くないか。

  ―つづく―
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