役者6人+制作1人で7の椅子。劇団員による稽古場レポートと日々の戯れ事。
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「猫」6
お椀がブルーシートを「ズズッ」と押した。
玉がゆっくりと振り返り、コチラを見た。
またもや細目のその猫はガクガクしながら小さな4本の足で立ち上がった。
「猫。おで・・」僕が言い終わる前に猫は舌打ち一つ、あっさり歩いて行ってしまった。そして、フェンスの向こうのビルに立てかけられた板の裏に入っていってしまった。
「えーーー。」である。
においを嗅いでくれれば「食べ物」と分かって近づいて来ただろう。しかし、その前に眠りをさまたげられた、「しつこい邪魔な奴」がいるなぁと思われてしまった。
あーガッカリ。 あー不本意。
しばしうろえたのち、冷えたおでんを眺めながら帰った。
仕方ないさ。 ムツゴロウじゃねんだから。
やっぱり僕は、猫は好きではない。
―おわり―
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