役者6人+制作1人で7の椅子。劇団員による稽古場レポートと日々の戯れ事。
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今日から(^O^)
1935ba57.jpg今日から福岡の実家に帰ります☆いやはや、実に久しぶりですよ(^O^)
ちょっとした旅行ですな!なんか、いつも迷惑をかけてる親に珍しくお土産を買いました。かーちゃんには、春物の服。とーちゃんには酒(笑)
たまには、らしくないこともさぁ♪
あー今から飛行機です...わりと苦手です。おち...やめよf^_^;
とりあえずゆっくりしてきたいと思いますo(^-^)o
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初?
a9a25b26.jpg今日は、あるバンドのPV撮りの現場にきました!!初ですね、スタジオ撮影って(^O^)
広っ!ライトでか!人多い!
この女子100人のなかにまぎれてます(笑)
面白い...普通に楽しい!!
でも女子ばっかりが苦手な私はドキドキです。
撮影快調!
出来上がりが楽しみです。

梅の木の下には…
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 どう見ても一株の梅に見えるのだが、赤い花と白い花を咲かせている。
 自由でよろしゅ御座いますねー。
 ピンク色の梅も。
 言うなればロゼですねー。
 ワインでは残念ながらロゼが一番ポピュラーということは無いですが。
 僕も赤なら赤。白なら白!
 それにしてもこんなに鮮やかに色が出せるなら青や黄色の梅があってもいい気がしますねー。緑色は葉っぱとかぶるからいらないですねー。
 などと梅の木の下でワイン片手に話すのもいいですねー。
 黒もクールな感じでカッコいいね、じゃゴールドとかは?お、セレブ御用達。ん?透明は?訳わかんねぇー。レインボーとかは?花びら一枚一枚違うの。んなボーダフォンじゃねーんだから。ソフトバンクね。そか。
 何つってねー。
 そんな梅の木の下には、こんな張り紙が。
 いいですねー。
 ナイスです。
 何度も言ったのでしょうかねー?きっと何度も書いたのでしょうねー。
ペットをお持ちの方はルールを守っておいしく適量を。ですねー。
 でもまーそのウンウンのおかげで今年も立派な梅が咲きましたー。

なおです◎
今日は、⑦椅子の会議でございました(^O^)
12月に向けての話し合いをもろもろ、私の家で。
よく、話し合いが行われます。色々きまりつつありますが、まだまだです。
あと、制作の安田君の誕生日を祝いました(^O^)
歳は内緒ですが、みんな大人です(^O^)
でも、本当みんな見た目若いわ...徳さんが一番若いけど(笑)
飲みました。
昨日、急遽飲み会。
久しぶりにあんなに飲みました。寝不足もたたって、帰って速攻トイレでうずくまりそのまま、ベットへ倒れこむ....おっさんか!!!
でも、次の日はわりと二日酔いにもならず、すがすがしく。だってウコンの力をのんでたから....だからおっさんか!!!

買っちゃった!
はい!買いました。パッ!パソコン!!
いやはや、迷わずこれだ!と思い買いました◎
みんなから、中古はやめなさいと言われ、新品をドーンと買いました。使いこなすまで、時間かかるな...勉強しよ◎

早起き!
いやはや、今日はお休みです(^O^)
久しぶりに一日オフ!
朝早く起きてる(☆_☆)
すげーめずらしい(笑)
めずらしついでに、部屋を掃除♪そして今から買い物にいってまいります☆
こんな早く起きれるんだ私って☆

見ちゃった
5310725b.jpgついに、見ちゃった。ラーメンズ。
今日グローブ座に行ってきました。
昔から、好きでよくビデオとか見てたんですが、今回初めて生でみてみようと、チケットとってしまいましたね。
いやいや面白いっつーか、すげーなと思いました。
彼らはお笑いなのだけど、舞台人としては、天才的ですね。
やはり、お客さんとの距離をすごいバランスでとっている。
そして全てにおいて、無駄なくというか計算されてて...あーもう難しい事は抜き!とにかくすげー!!また、いつか見に行こう★最後に小林さんが、「あーめちゃくちゃ楽しい!」
と...私も早く舞台やりてぇ!!!
やるよ!がんばるよ!もすっ!

恐怖の...
083e9641.jpg昨日、こんな食べ物を食べました。
なんでも、中国で食べられてるらしく、アヒルのタマゴを塩漬にした、ゆで卵。食べたら、すげー塩辛い!!!一個食べれば充分m(__)m
お蔭で、次の日塩分とりすぎで顔がパンパンでした(笑)あっでも美味しかったんですけどね◎

俺だって。
dc50505d.jpg あー寒い。
 天気いいのに寒い。
 あーやだ。
 初雪だーあー?!
もー3月も半ばだぞ。
なんか今さら冬かよー、あのまま暖かくなると思ってたのになー。
あーやだ。

あー腹減ったなー。
何か届かねーかなー…、お、ポストマン!やた!ん?請求書かぁ。まいいや。

いただきまーす!

やっちゃった(>_<)
家のカギを置いてきちゃった...朝までお家に入れない(:_;)
いたくもないファミレスで時間を潰す。
最悪じゃん(ノ><)ノ

【テーブルテント】の作り方
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 【材料】木・お好みで好きな色
 1、木を自由なデザインに切ります。

 2、挟みたいモノの薄さに切れ目を入れる(この作業が一番慎重になる、狭いと入らないし広いとガバガバでダメ。多少広げ過ぎても差し込むモノの差し込まれ隠れる部分に紙をはさむなり、ビニールテープを貼るなりして厚みを足せば良し)
 コレはレストランのメニューを透明なプラで挟んだものを立てるつもり。
 他にも、写真をガラス板に挟んだの立てたり出来る。

 3、好みで角という角にヤスリをかける。(写真で分かるかな、手前がヤスリ済み、奥が切ったまま)

 4、後は自由な色に塗る。
木のままでも充分味がある。シンプルでいい。

 5、納得出来れば完成!

 こんな感じだったり。
 お疲れ様でしたー。

♪岩盤浴
df677ba3.jpg今日は、少し時間があったので岩盤浴に行ってきました(^O^)今回二回目★
すごい穴場な場所で、すいててゆっくりできて、安い!!はまっちゃいましたね♪
岩盤浴は凄いですよ!普通のサウナより汗を書くのに全然辛くない!汗もなんかいい汗が出るらしい(笑)なんとなく、肌がつるつるしてるような...
毎日行きたいけどなかなか時間がなくて残念(>_<)
私の、最近のリフレッシュ方法です☆

【黒板の作り方】#2
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 今日はこの様に使われていました。
 伝言板にお困りの方、求む発注!
いい仕事しまっせ!
 うぅっ、ギブミー内職…ハッ!また取り乱しました。
おやすZZzz....

【黒板の作り方】
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 【材料】ベニヤ・木っ端・黒板塗料・ペイント薄め液・あとは好きな色の水性ペンキ

 【1】 材木を切り出す。
 どれくらいの大きさの黒板にしたい!か。
 それが決まればその枠のサイズもでるし。
 迷わずどんどん切る!

 【2】 黒板塗料を塗る。
 ベニヤの繊維の凹凸を出来るだけ無くすようなイメージで。
 ★ポイントはしっかり乾燥してからもう一度塗る。二度塗り!
 そして、黒板塗料を塗ったハケはペイント薄め液で洗う。これじゃないと後々使いもにならなくなる。
 (ここまででシンプルな黒板は出来ます。ここから先は僕の場合)

 【3】 木っ端を自由な形に切り、自由な色に塗る。
 ★ポイントは全てヤスリをかける。切ったままの木は意外と鋭いんだな、触る所は丸くやわらかく。
 誰が触るか分からないからね。

 【4】 あとは釘又はネジ又は木工ボンドで好きなように飾りをくっつけて終了!(釘又はネジとボンドを両方使うとさらに頑丈!僕はそうした)

 【5】 あとは小細工。
 チョークが落っこちないようにより小さな木っ端で囲む。
 ★ポイントは切り株みたいな木っ端をおもむろに設置。(何かいい形だったから!)

 ホラ出来た!
 黒板は売ってるモノだけだと思うなよ!
 自分でも作れるのです。
 あー売ってる人も自分で作ってるか。
 この手間がねー。

てにいれた!
前から、行きたかった、ラーメンズの公演チケット手に入れました(^O^)/
嬉しすぎて、寝れない(笑)

「忘れ物と忘れないもの。」あとがき
30f1adec.jpg イナバさんとは半年ほどしか一緒に居なかった。
 イナバさんはパッチリと目を開けつつその先に何を見、何を考えているのかは最後までよく解らなかった。
 まぁ表情豊かなイグアナもイヤだが。
 そして猫の様に家に居着かない。
 半年の間に二度福田家から脱走した。
 多分だが自分の家がこの水槽であるとは認識していないし、この透明で先が見えるのになんだか壁のようなモノがあって先に進めない遮っているものをガラスだとも知らない。
だから自分の家を探しに行くのだろうか?
 しかし、もしかしたら全てを知った上で逃げようとしてるのかもしれない。
 それは本人が喋らない限り知る由もない。
 一度目の脱走は一瞬の出来事だった。
 真夏、僕の部屋にはクーラーがない。唯一の見方、扇風機がフル活動していた。しかし締め切った部屋でいくら扇風機で風を作っても熱風が回るだけである。
 イナバさんを見た。
 僕の部屋の窓はカーテンやブラインドで遮られているのではなく障子である。
 あの頃はブラインドに憧れたな。
 障子の格子にしがみつき障子紙に穴を開けている。
 暑いとかないみたい、平気そうだ。
 僕の部屋の窓には網戸がない。網戸さえあれば窓全開で涼しい風を入れるのだが。
 暑い…。
 分かっちゃいるけど窓を開けた。イナバさんすら通れない、ほんの2㎝程。大丈夫だろう。
 イナバさんを水槽から出すのは僕が一緒に居る時。
 しかし僕はトイレ行きたくなったりする。
 イナバさんはいい、その辺でピシャとやればいい。
 二分ほど部屋を空け戻る。
 奴がいない。
 マジかよ…。
 簡単に部屋を見渡す、窓に注目する。
 先ほどより気持ち開いている気がする。僕の部屋の窓の外は一階の屋根になっている。僕が布団を干す時は、布団を窓の外に出しそこに広がる一階のトタン屋根に広げ、干す。そのまま気持ちがよいので昼寝をしたりする。
 その屋根の先には庭が見下ろせる。小さな庭だが花壇、畑、そして秋になると赤く甘い食べられる実を生らす木が屋根より高く育っている。その木は家寄りに植わっていて広がる枝葉は屋根の上から触ることが出来る。
 窓の外、屋根を見る。その先の木がユラユラしている。夏の緑燃える葉の中に緑の奴がいた。
 のやろう…。
 奴は理解していたのだ。
 僕が窓を開けたこと、部屋から居なくなったこと、それ全てを無邪気に格子にしがみついて障子紙に手を突っ込んで見せて知らないフリをして《見ていた》のである。
 そして僕が居なくなった途端に開いた窓に向かい、狭い隙間から無理やりグリグリ出て、屋根に降り立ち走り、木に乗り移ったのである。
 所要2分。
 やるじゃねぇか、イナバ…。

 [ 気温34℃ ]

 「我慢してるのはお前だけじゃねえ。」

 [ 体温38℃ ]

 二枚重ねの軍手をしながら、階段を駆け下り玄関から外に出、倉庫から脚立をだし庭へ回る。
 一分経過。
 赤い実の生る木下に脚立を立て静かに登る。
 照準を定める。
 ゆっくり手を伸ばす。
 一分三十秒経過、余裕♪
 彼は細い枝に上手に乗っかり、足の平をグーにして枝をつかみ、風に吹かれジーっとしていた。
 葉が騒ぎ木が揺れる。
 手が止まる。
 真下から彼を見上げているから彼の目は見えない。
 目を閉じているのだろうか、目を開け何を見ているのだろうか。
 伸ばす手が止まった。
 彼がしがみつくべきは障子の格子でも水槽のガラスでもないのだ。
 こうして生きた木の上で風に吹かれいることになのだ。
 迷いが生まれる。
 その時、彼が首を傾げコッチをみた。真下の僕と目が合った。
 気づかれた。
 その目は相変わらず無表情である。
 しかし、こちらが勝手に考えただけだが、
 「気持ちがいい、このままではダメか」
 という目をしている気がした。
 僕は脚立の上で天に手を伸ばしたまま本当に一瞬迷った。

 !ダメですっ。君は日本じゃ居られない!!
 僕が木のようにじっとしていると顔を上げ下を見るのを止めたイナバさん。
 バカが…。
 グイッと腹からイナバさんを掴んだ。
 暴れる暴れる。
 お構いなしに家に入る。
 散歩はおしまい。
 玄関で母に会った。
 「何やってたの?急に外…えーー?!トカゲ?!」
 「んーイグアナ。」
 「捕ったの?!」
 「イヤ、逃げたから捕まえたの。」
 「飼ってたんだ…。」
 今知ったみたい。
 隠していた訳ではないが、知ったら「えーー?!」と驚くだろう思っていたがまんまだった。
 階段を上がる僕に「急にバッと出てきたりしないようにしてねー、びっくりしちゃう。」
 「うんー。」
 母よ、スマン。
もうないようにするよ。
 暴れ続け僕の手に沢山の傷を付け続け、部屋に帰されたイナバさん。
 また何もなかったような顔をしている。
 ゴメンな。

 その後、秋が深くなった頃、イナバさんは二度目の脱走を図り、成功した。
 鍵をし忘れた窓。
 すきま風でも分かるのだろう、その先が自由であることを。鼻先を突っ込みもがくうちに窓が開く。
 また少しの時間だった。
 探したが見つからなかった。
 もうすぐ冬。
 秋田の冬は半端じゃない。雪も積もる。
 外来種を逃がしてしまった。
 それはとてもいけないことだ。
 僕は自分の不注意で近所にサプライズ要素を仕掛け、そして無邪気で掴んでいなきゃいけない命から手を離した。
 どこか近くの暖かい骨董屋などで剥製かと思ってたらイグアナが動き始めた!などと噂がたてば良かった。
 僕は喜んで軍手を握り出動したに違いない。

 冬が明け春になる。
 狭い街である、そんな噂は無かった。
 ゴメンね、イナバさん。
 君を水槽から出してはいけなかったね。出ていなければ風を感じることも無かったしその先の世界も知らないで済んだのにね。
 多分君は水槽生まれで水槽育ち。
結局、人間のエゴだね。
 僕はなんだか困っている人からもらい受けたとは言え浅はかな考えで動物を飼い、良かれと思って色々余計なことを押し付けがましくし、釣った魚も食えなきゃ逃がせばいいのに大事に持ち帰り飼うし、出店のミドリ亀も飼うし…。
 まだ本当は沢山ある。
 また今度書こうかな。

 イナバさん、沢山の思い出ありがとう。
 僕とあの世で出会ったら、強烈な爪で引っかきにおいで。抱き上げた僕の胸を。
 ボーンと放り投げるかもしれないけど。
 木の上から君の見た景色を僕も見たいと思うよ。
 おやすみ、イナバさん。
 またね。

 追伸、
 写真はイメージです。
 イナバさんが自分を想像した。

パソコン!
パソコン買いたい!!モーレツに!のでオークションでみてみたら、意外とやすい!
どーせ使いこなせない初心者としては、中古で充分(笑)
みくしぃーとやらをやりたいなo(^-^)o
色々いじれるようになれば、もっと素敵な人生が(笑)
誰か私の先生になりませんかo(^-^)oふふ

手抜きしないでちゃんと手でね。
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 暖かくなって来たので靴を洗った。
 ちゃんと手で。
 寒い時期はついつい洗濯機に任せてしまう。
 ガコガコ洗ってくれる。
 しかし洗濯機だと思うような洗い上がりにならない。
 仕方がないので我慢。
 そして早く履きたいのでストーブの前でスピード乾燥。
 んー何かイカン気がする。

 やっぱりたわしでゴシゴシやるのが一番。
 感謝を込めてる気がしてくる。
 まぁ感謝してるけど。
 そしてお日様の下で風に吹かれて乾かす。
 乾き上がりがやわらかい気がする。

 いやー良いことした気分だ。
 普通だろっ!

めちゃくちゃうまい!
d1f53432.JPG下北にあるタピオカ屋◎
キャラメルラテに黒タピオカが入ってて、キャラメルの甘さとタピオカのモチモチ感がマッチしてうま!!

忘れ物と忘れないもの。#3
2cf23b81.jpg サー… ザーッ… サー…
 雨の音。
 目覚めと眠りをたゆたう。
 台風の日、自分は予定の無い休日。
 最高である。
 窓の外を眺める。
 アラー?♪
 布団から出ずにテレビをつけ朝の社会の大変さを眺める。
 「只今新宿では瞬間風速…
 あらー大変っ…♪
 逆に雨の中出掛けなければならない時も、もちろんある。僕は雨男でも晴れ男でもないようだ。悪態をつきながら出掛ける。
 休みだったらなぁ。
 …それは…今の僕の思うこと…。

 サー… ザーッ… サー…
 雨の音。
 目覚めと眠りをたゆたう。
 そして目覚ましで目が覚める。とは言えまだ目はほとんど開かない。手探りで目覚ましを止め、手探りでラジカセのリモコンを探し音楽をかける。
 かからない。
 え?
 逆に目が覚め、リモコンを調べる。
 電池切れ?ナニ?もー、ラジカセに指を伸ばす。あー布団から半分も出ちゃったー直接スイッチオンのやろ畜生っ!
 動かないっ!
 あれ?
 朝のはずなのに部屋が暗い。あぁ雨か。
 部屋の照明をピローんと伸びたヒモを引っ張ってつけっ、つかない!!
 ?… これって…
 イナバさんを見る。木の上で目を閉じ動かない。電気マットのランプも消えている。
 停電である。
 「爬虫類は寒がりだから気をつけてね。」
 サトルくんはそう言って僕にこの爬虫類と電気マットをくれた。サトルくんももらい物で困っていたみたいだ。
 今は秋。
 南国にはこんなにもハッキリと秋は無い。
 いつからだろう、停電していたのは。
 水槽のガラスをノックしてみた、ピクリともしない。
 イナバさんをノックしてみた。
 反応なし。
 持ち上げてみた。
 賢い犬がふせるように両手両足を畳んで木にぴたっとしていた…まま持ち上がった。
 剥製か。
 呼吸はしている。腹が微かだが伸縮している。
 サトルくんの忠告が甦る。
 マズイ。
 ?ウチだけの停電なのだろうか。
 ブレーカーを見に行く。落ちているわけではない。
 窓の外を見た。
 自然の灯りだけ。
 24時間ついていて、暗くならなければついていることに気づかれない間抜けな街頭も今日はついていない。
 この辺一帯に電気が…無い。
 どうしよう!ヤバい!このままじゃコイツ死んじまう、冷たいし、カチカチじゃん!レンジで?!…あ!!停電かっ。いやいやイナバさん爆発しちゃう。
 ハッ!今日学校テストじゃんヤバい行かなきゃ!じゃお湯に入れておく?ガスは生きてるだろう、火傷しないようにぬるま湯に… !すぐ冷えるし、温まって動けるようになったら逃げるに違いない。その時捕まえてあげる人がいないとまたどこかで冷えて人知れず…
 どうしたら…
 そんなことを考えつつ気がつけば着替えた学ランの胸の内に本気でイナバさんを忍ばせていた。
 これしかない。
 最後は人肌さ。人力だ、最後は。
 これが一番信用出来る!
 それに昔はまだ赤子の弟などを負ぶったまま授業を受け勉学にはげんでいたとかいないと…待て!落ち着け俺!イナバさんは赤子じゃない!スッゴい緑色だし!!
 危ない所だった。
 暖かな学校で僕は真緑の赤子を追いかける。女子が泣き叫ぶ。
 目に浮かぶ…テロか。 生物兵器を放つ。

 迷った。本当に。
 イナバさんをさする。両の手のひらを背と腹にあてる。
 日本でスマン…。
 その時、
 電気が戻った。
 照明がついて、ラジカセの時計が何事もなかったように正確な時間を浮かび上がらせた。
 電気マットの稼動中ランプがついた。

 良かった…。

 イナバさんを水槽の木の上ではなく、その下の電気マットを敷いた新聞紙の上に置いた。
 だから剥製かっつの。
 学校にはなんとか間に合った。
 集中集中…大丈夫かな…!集中集中…あれ、水槽に蓋したっけ…!集中集中…まいいや、兎に角生きててさえくれれば部屋中糞だらけにされても…!集中集中募集中…
 学校が終わりそのままバイトだったがいったん帰った。
 気が気じゃないもの!
 イナバさんは新聞紙の上に置いたハズなのに居なかった。
 いつもの木の上にいたからね!
 笑った笑った。
 嬉しくて!
 騒がしい僕を目の角の方で見ている。
 ウインクぐらいしろコノヤロウ!!

 と、言うわけで爬虫類は体温を作れないのを僕は知っていて、習っただけじゃなく体験したのでなかなか忘れません。

ありがとうね。
イナバさん。

  ―おわり―


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